Break

ちっちゃな、ひきこもりの自助会(奈良・大阪)

予定詳細:3/6(土)|KHJ奈良わかくさの会・定例会

最新情報はツイッターをご覧ください。特に集まりがある日は頻繁に更新しています。
予定更新は開催予定よりもこのページ下部のGoogleカレンダーの方が早いです。

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月一回のひきこもりの家族会。
今回は、JR奈良駅と近鉄奈良駅の真ん中らへんにある、中部公民館です。
真剣な話になりがちですが、親ぼく会のようでゆるいです。
当事者・経験者にとっても居心地よいかと。
福祉関係のプロが参加、気軽に相談できる場でもあります。
Breakと、わかくさの会はゆるい協力関係にあります。

m(_ _)m

今回は会としての二次会はなしにして、続きをというかたは各々少人数で行動していただくことにしてはどうかということになりました。よろしくお願いいたします。

日時、場所

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3/6(土) 
一次会:13:30~16:00(受付 13:00~、たいてい17:00まで延長)
※今回は会としての二次会がありません。
奈良市中部公民館 3F 創作室(1Fは観光案内所兼レストラン)

[電車]
近鉄「奈良」駅より徒歩4分、350m
JR「奈良」駅より徒歩9分、650m

[車、バイク、自転車]
館内に無料駐車場あり(利用者に限る)。
車16台、高さ2.1m以内。
バイク、自転車も停められます。
21時まで。
※この日は利用者が多いため停められる可能性は低いそうです。

MAP:奈良市上三条町23−4

家族会にお誘いするわけ 

家族会との出会い

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2019/3/10の「ひきこもり つながる かんがえる 対話交流会(つな・かん) in 奈良」の会場で、主催された「KHJ奈良わかくさの会」のかたから、定例会のお誘いを受けました。
小さな集まりだが、ひきこもりのお子さんを抱えるご家族に、当事者の意見を聞かせて欲しいと…。

KHJ奈良わかくさの会とは?
ひきこもりの家族会の全国組織として知られる「KHJ全国ひきこもり家族会」の奈良支部。
定例会は、ほぼ毎月開催されています。

こんな感じ

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柔らかい雰囲気の中、新規でいらしたご家族の悩みをじっくり聞きます。
皆さんで意見を述べ合います。
これが一つのパターンです。

参加者は、だいたい10~15人ぐらいでしょうか。
ご家族は、お母さんが多いです。
ひきこもり当事者・経験者は5,6人。
20~50代の男女で、Breakにいらしたことがあるかたが多いです。

ちなみに、この「奈良わかくさの会」のHP は、ここにいらっしゃる当事者のかたが製作更新されています。

※現在、再開準備中です。

なぜ当事者・経験者に来てもらいたいのか

ご家族は、ご自分のお子さん、ごきょうだいの気持ちが分かりかねるため、当事者・経験者の意見を聞きたがってらっしゃいます。
当事者の発言が、ご家族の焦りや不安を和らげたり、お子さんに対してより妥当な接し方につながることがあるようです。

ひきこもる理由はひとそれぞれ。
当事者・経験者だからといって、うまい具合にお子さんの気持ちや欲求を言い当てられるとは限りません。
しかし、一方で当事者心理というのものがあるように思います。
当事者だからこそ容易に想像がつくことがあり、それは一定の説得力を持ちます。

ひきこもっていたいかた、歓迎

ご家族は、当事者・経験者のことばを、お子さんやごきょうだい、パートナーについて考えるときや接するさいの参考にしたいと思ってらっしゃいます。
しかし、どんな言葉が参考になるか、ご家族の心に響くかは分かりません。
共通点の多いかたから聞きたいという思いもおありでしょう。
そうすると、場としては、いろんなひきこもりの理由、経歴、お考えの当事者・経験者にいらしていただくことが有益といえます。

このことは、当事者・経験者にとって、行きやすい場ということになります。

ひきこもりの期間、程度、理由、年齢、性別は関係ありません。
ひきこもっていたいかた、抜け出したいかた、どちらでも構いません。

親なんてウザイだけ、お金だけくれればそれでいいと発言したところで、頭ごなしに否定されたりはしません。
怒りの気持ちも、不安な気持ちも、優しい気持ちも、ご家族は本音が聞きたい。
どうしてそういう気持ちになるのか、説明してもらいたいと思ってらっしゃいます。

※ご自分が、ひきこもりに当てはまるかどうか微妙に思われるかたは、こちらの「ひきこもり状態の定義」をご覧ください。
(KHJ全国ひきこもり家族会「平成29年度ひきこもりに関する全国実態アンケート調査の報告」)

当事者・経験者にとってのメリット

私たちはボランティアの気持ちで参加すべきなのか?
いえいえ、このようなメリットが考えられます。

  • 普段は、ひきこもりの意見など取るに足らない戯言と頭ごなしに否定されがちでも、ここではそうではありません。
    当事者・経験者の意見や想いは、いらっしゃるご家族にとっては貴重なアドバイス。
    ご自分の経験が活かされます。
  • ここにいらっしゃるご家族は、どちらかといえば、当事者・経験者に理解があります。
    どうにもならない焦りや苦しみを、受け止めてくださるご家族が多いように思います。
  • どこの自助会でもわりあい軽い話になりがちですが、ここでは思い余って泣かれるご家族もいらっしゃいます。
    真剣な話をしたいとか、真面目な性格で自助会の雰囲気に馴染めないというかたは、家族会は向いているかもしれません。
    8050問題は共通の話題としてピッタリです。
    聴いているだけでも構いません。
  • 実は、この会の代表のかたや、よくいらっしゃるご参加者の中には、福祉関係のプロがいます。
    ハローワークやサポステの職員さんというような。
    気軽に質問したり、相談にのっていただくのはあり。
    履歴書の空白を埋めるテクニックなんかも、きけば教えてもらえるでしょう。

    一次会でチャンスがなければ二次会で。
    経験上、そういうかたに不信感があっても、たぶん大丈夫かと。
    業務ではなく、ボランティアで開いてらっしゃる、来てらっしゃるような方々なので。

当事者・経験者にとっても居心地のよい場に

当事者・経験者に来ていただく以上、当事者・経験者にとっても居心地のよい場にと思っています。
わかくさの会の代表のかたお二人と、Breakの世話人はそのあたりを考えて、ときおり意見交換をしています。

www.break.nara.jp

二次会はありません

感染防止のため、以前のように大勢で二次会と称してマクドナルドで長話が出来なくなりました。
それで最近は一次会と同じ部屋でさせていただくのが普通になっていましたが、ご参加者が少ない状況が続いています。
理由は、どの会場も最低30分、なるだけ1時間、誰もいない状態で換気しなければならない決まりなのと、部屋で食事がとれないのとで、使い勝手がわるいからだと思います。

一方で、たまにサイゼリヤでやらせていただくと、想定よりも沢山のかたにご参加いただきます。
ざっくばらん、ご家族、当事者が入り混じって楽しいのはよいですが、ソーシャルディスタンスがとりにくいのが難点。
また、年齢のこともあります。

どうさせていただくのがよいか、代表のかたと相談したところ、今回は会としての二次会はなしにして、続きをというかたは各々少人数で行動していただくことにしてはどうかということになりました。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

※二次会は、Breakの世話人のご提案で毎回やらせていただいております。わかくさの会の代表のかたも同席されます。

事前連絡不要、無料

Breakでいったん集まったりせず、各々直接向かいます。
いついらしても、お帰りになっても構いません。

当事者・経験者等は無料(それ以外のかたは、年会費3,000円、スポット参加500円)。

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