だいぶと込み入ったことをお話させていただきました。
あれでは、文字や映像がないと伝わりにくいかと。
そこで台本を載せます。
だいたいこの通りしゃべりました。
テーマ1:世話人がひきこった理由と取り組んだこと
Xスペース(18:33)
【この話の前提】
Breakはひきこもりの理由を言わなくていいが、世話人はいったほうが親しみをもってもらえるだろう。
【ひきこもった理由】
- このままでは社会でやってけない(コミュ力も腕力も体力もない、得意技も特技もない、プライドが高い)、進学も無理(学力もない、読み書きが苦手)、さらに一番重要な
- ダメでもこれで生きていくという覚悟もない、好きというものもない。
- ここで、覚悟を決めたり、無理やりでも方向決めてやるひとが多い。
- 自分は先が見えて、おじけづいた。
【問題解決のポイント】
ひきこもりの状況を脱出することには注視せず、ひきこもりの理由をなんとかしたいと考えた。
- すべての背景・・・やる気がおこりにくい
- 個々のこと・・・どれが最も重要?どれでもない?
↓
読み書き、会話力=つまりコミュ力がない。それがやる気を落とさせている。
【具体的にどうする?ちょっとやってみた】
- 現状認識:小学高学年の読み物がちょうどよかった。
- 最初は読む量、書く量が少ないから?→やっていくうちに意味のあるものとして認識する力が弱いと感じる。
- できるという想い、逆の想い→ようやく、平均よりも下なんだという認識が生まれる。
【もっとやってみた】
- たぶん、教わったり、病院にいってもどうにもならないだろう。自分でなんとかしよう、ひきこもって修行のような日々。
- だんたん働きたくなくなった=結果がでない、コツコツ毎日やらないと結果でないという焦り。
【結果】
足掛け25年ほどかかって、残念だが思うほどのところまではいけなかったが、人並みになれたかなと思った。
外にでようと思った。
これを使って本来すべきことをすしようと思った。
テーマ2:世話人が雑談力をあげるために考えたこと、やったこと
Xスペース(11:31)
以下は整理しており、実際にはいったりきたり。
そのときは暗中模索。
人それぞれなのでいま悩んでいる方の参考にはならないかもしれないが、でがらしをみて「あいつにできるならおれも」と安心できるかも。
【どういうかんじの子供だったか】
うまくしゃべれないだけではなく、孤立しがち
【どうなればいい?】
自由自在にしゃべられるようになりたい
【背景としてどこからきてる?
自分が大きすぎる。
- 会話の流れや背景を読む力のなさ(空気、文脈、あのひととこのひとの違いや男女の傾向を気にしない)
- プライドが大きい・大したことないのにかっこつけたがる
- まじめで冗談がきらい
- 自分はこうでありたいという殻があった
- いじめられたりバカにされた傷
- 物語の雰囲気を現実にもってこようとしてた
【何が問題か?】
- 態度:会話はキャッチボールであることに無自覚だった(互いが楽しくなるように工夫がいる)。
現実をみてない、相手をみてない。共感力がない。相手に喜んでもらおうという気が薄い。 - 技術:キャッチボールも技術といえるがそれ以外のこと。ボケとツッコミ、攻撃と防御、いい加減と丁寧、やさしさとぶっきらぼう、感情表現、礼儀、リズム、、、そういうものを織り込むことが大事、それらからもたらされるメリハリがなかった。
- 興味:みんなが喜ぶ話題をもってない、関心がない、突っ込んで調べたりやってみるということもなかった。
流行にのらない、アイドルに興味がない、ニュースにうとい、漫画もゲームもしない、これといった趣味もない、浅くものごとをみていた。
【どうみられていたのか】
- 自分からみれば:自由自在にしゃべれない、孤立するな
- ひとからみれば:つまんないやつ、扱いづらいやつ、気軽さがない
【どうしたか?】
- 態度:自分の殻を壊す、自分がいだく自分のイメージを壊す。共感の目でみる、先手で負けを認める、三枚目でいる。チャットでいろんなひとになった。弱さをさらけだしたり、シモネタをいうようになった。訓練が必要。
- 技術:ボケとツッコミとか、、、気づき。ふと頭にうかんだこと、自分と似てるひとを観察してえられたこと。すぐできた。
- 興味:うける話題にふれる。時間をかけた=読み書きの練習とセットになってたりする。