Breakは、ひきこもり当事者を中心とした自助会です。
主な対象は、いわゆる「ひきこもりライト層」と呼ばれる方々です。
Breakが想定しているライト層とは、
外から見ると「ふつう」に見える一方で、
ブランクの長さや弱点、経験不足などにより、
就労や社会参加の面で行き詰まりを感じている方々です。
この層は、支援の必要性が低いわけではありませんが、
現行のひきこもり支援や福祉制度の中では、
対象になりにくい、あるいは十分に対応されにくいという現実があります。
その結果、支援と自己責任のあいだで、
取り残されやすい立場に置かれがちです。
また、この層の中には、制度上の理由だけでなく、
福祉の世話になりたくないと感じている方、
自分の悩みは福祉とは関係がないと考えている方、
あるいは支援機関で嫌な思いをした経験から、
距離を置いている方も多く含まれます。
Breakは、そうした当事者の感覚や選択を尊重し、
支援を前提とせずに、
息抜きや交流、試行錯誤を通じて、
自分なりの選択肢や可能性を探れる場として設計されています。
Breakは、ちいさな自助会ですが、連携・ネットワークによる拡張性を意識した作りになっています。
行政、社会福祉協議会、民間・地域団体、家族会、
他の自助会などとも、必要に応じてつながり、互いの得意不得意を補いあう関係です。
なかでも奈良市社会福祉協議会とは、
居場所づくりや仕事づくりの面で広く協働しており、
そのための予算をつけていただきながら取り組んでいます。
場の内容や方向性については、
連携の有無にかかわらず、
世話人(当事者)の考えや実感が強く反映されています。





