大阪府は、12/4~15まで、医療非常事態宣言を出しました。
事態は大きく改善されることなく、引き続き29日まで、府民に向けて不要不急の外出を控えるように呼びかけています。
関西広域連合も「緊急宣言」を出し、感染が拡大している地域への不要不急の外出を控えるようにと。
わたくしめ世話人は、今後の展開も踏まえつつ、感染防止につとめ、運営させていただきます。
概要
Breakは春と同じで、政府の分科会等、専門家の意見に基づく政府、府・県の方針に従います。
ムードに流されず、科学的に根拠の薄い過信にも自粛にも距離を置きます。
医療崩壊を招かないように、やれる範囲で対面の集まりを続けつつも、外出しにくい状況に応じてオンラインの集まりを増やします。
春との比較
対面
春は、緊急事態宣言が出た当日まで、なんとか工夫して対面の集まりを続けました。
なぜ、そこまでやるのかといえば、ここに集まってらっしゃる皆さまは、普段からなんらかの理由で孤立しており、打ちのめされ、精神的にとてもしんどいかたが多いからです。
そいう人であってもなくても、たいていの人にとって、人と会って何気ない会話をするということは、思いのほか精神衛生上、重要です。
世話人としては、集まる機会をなるだけ継続的にもうけることが役目だと思っています。
この考えに変わりありません。
オンライン
Zoomの導入は遅く、4月下旬からとなりました。
というのも、コロナが言われるようになる前から、オンラインとプライバシーに関する方針を決めており、Zoomは少なくとも当面はしないと公言してきたため、方針転換に時間がかかりました。
緊急事態宣言が出されてから導入に向けて動き出したという理由もあります。
始めてからは1か月半にわたり、ほぼ毎日開催しました。
今回も、外出規制の強さと期間に応じて開催日数を増やします。
バリエーションも増やします。
また、LINEも始めます。
ご説明
簡潔に早く
春は、どうするのか、このようなご説明をかなり詳しく書きました。
しかし、長すぎたためか、要点が曖昧になってしまったためか、わたくしめが何を考えているのか知らずにご意見を頂戴することが少なくありませんでした。
また、状況に応じて政府の方針が頻繁に変わるため、書く時間がとれずに、結局、飛ばしてしまったり、詳しく説明すると言いながら概要だけとなってしまったこともありました。
なるだけ簡潔に、早く発信できるように心がけます。
過信にも自粛にも
わたくしめ、春は「科学的に根拠の薄い自粛にも過信にも」というふうな言い方をしていました。
それは世のなかのムードに逆らう考えでした。
過剰に反応することで、やがて自粛疲れがきてうやむやになってしまうに違いないと思っていたからです。
実際、そんな感じを受けました。
いま、危機感はあまり感じられません。
それは、ほどよい距離感でコロナと接することが出来るようになったからでは、たぶんありません。
そこで、順番を変えました。
自分自身も、まぁいっかとならないように。
有効な新型治療薬はまだ存在せず、急ごしらえのワクチン(予防薬)の有効性は未知数かつ、厚生労働省は2020年度内(来年の3月まで)の接種開始を目指している状況です。
つまり、この冬は3密を避けるといった、これまでと変わらない各々の行動が絶対に必要です。
12/16~1/15ぐらいまで
12月末までの対面の集まりは、大阪、奈良ともに予定通り開催いたします。
というのは、もともと12月下旬からは感染拡大が予想されていました。
そこで、ひとが集まらないように、集まっても距離がとれるように組んでいるからです。
- 想定参加者数よりも大幅に広い部屋を予約。いつもは1部屋のところ2部屋予約。
- クリスマス、忘年会にちなんだ集まりを何回も開く。場所もかえて分散を促す。
- 宴会的なことはしない。
いまのところ、予約している区民センターなどの公共施設の臨時休業や利用制限はきいいておりませんが、そういう事態になれば、分かり次第オンラインに切り替えます。
予定未定にしている年末年始の集まりについては、オンラインを中心に組ませていただこうと思います。
皆さまにお願いしたいこと
科学的にみれば気にし過ぎであることは、時にはひとをイラつかせるかもしれませんが、誰の健康も害しません。
しかし、過信はご自分の健康も、他のご参加者の健康も脅かすことになります。
もちろん、それはわたくしめにも言えることです。
11月は、Breakでのべ80~90人のかたにお会いしました。
わたくしめが感染してしまうと、皆さまに多大なるご迷惑をおかけすることになりかねませんので、普段から注意しています。
引き続き以下を守っていきましょう。
- 3密(密閉、密集、密接)が重なる場所は感染リスクが高いため避けます。ゼロ密を目指します。
- 換気する、ソーシャルディスタンスをとる、マスクをする、手洗い(消毒)を心がけます。
- ものをなるだけ共有して使わないようにします。
コロナは、飛沫感染、接触感染で広まります。
これらは社会経済活動を続けつつ、それを防ぎ、医療崩壊を食い止める、現在のところ最も有効で簡単な対策です。
このウイルスは基本的なことをしっかりやっておけば、かかりにくいと言われています。
Breakは、一期一会の、そのときの気分次第のご参加を想定した、ひきこもり(経験者も)や対人関係に苦手意識のあるかたなどを対象とする自助会です。
コロナに限らず、いらっしゃる、いらっしゃらないは自由。
会員制ではありませんし、事前連絡も予約もいりません。
皆さまお一人、おひとりの都合や健康やお気持ち優先です。