4/24(水)、14:00~15:00、世話人は「まんま」で、不登校の親の会などに関わってらっしゃる民生委員の皆さま、10人ほどの方々に、Breakの広報についてご説明することになりました(「ごろごろごろ」の最中ですが1時間ほど空けます)。
これはそれ用に作ったメモです。
Breakにおいて、世話人が意識していること
対象者が何を考えているのか想像している
こういったことは、当事者である自分自身が思っていることです。
対象者ぜんいんが、一つひとつ同じように思っているわけではないが、概ね共通している点が多いはずと推測しています。
- プライドが高い、下に見られたくない
- 参加には勇気がいる、石橋を叩いてからでないと来れない
- どうしたらいいのか分からない、誰かに相談したいと
- 年齢がいっていても孤立しないか心配
- 友だちや恋人ができたらいのにと期待している
- 仕事につながらないかと期待している
- 主催者や参加者がどんなひとか知りたい
- どんなことをしているのか、どんな話をしているのか知りたい
- 安心感があって、ダサくないところがいい
- 朝起きれない、昼夜逆転かも。予約なしでいついってもいいが楽
- 毎日がストレス、ひきこもり生活に疲れている
- 遊びたいが、遊び相手がいない
- ひきこもっていることを知られたくない
- ひきこもっていることを理解してもらいたい
対象者の情報の入手先はどこからかを考えている
- インターネット:SNS、ホームページ、ひきこもり関連のリンク集、イベント情報サイトなど
- ひきこもりの相談機関、支援者、スクールカウンセラーなど
- 同じような団体:代表、参加者
- チラシ
※重視しない。わざと作らない。理由は次の章の「なるだけご自分で…」。 - 家族
※重視しない。理由は次の章の「なるだけご自分で…」。
※つながりが深い家族会がある。月に一回の定例会にBreakとして参加。そちらに参加されているご家族にはBreakがどういう場であるか、直接お伝えしているため。
対象者と、非対象者をどう分けるか
- 参加対象者とそうでない人を明記
- 規約を作っている
- なるだけご自分で情報をとってこられるように、なるだけどんな会かあらかじめ知っていらっしゃるように、なるだけご自分の意志でいらっしゃるようにチラシを作らない
Breakは当事者会であり、世話人も当事者、専門家や支援者はいない。
受け入れることができる、ひきこもり等のタイプは限られる。
一方で「あなたのまんま」は、講習を受けた市民サポーターが沢山関わってらっしゃる分だけ対応力がある。
イベントはもちろん、PRに時間と労力をかける
HP、SNS
- 出せる情報をぜんぶ出すつもりで
- わかりやすく
- 親しみやすく
- 頻繁に
※BreakのX(旧Twitter)は、創設から5年半で約25,000投稿。 - 魅力を伝える
- 目的、対象、主催者、費用、ルールといったことを明確に書いておく
イベント
- 来やすい、来たくなるようなイベントをときどきする(参加者の関心に応じてイベントをつくる)
皆さまのお立場を考えてお伝えしたいこと
PRは自分たちの特徴に応じて
- 自分たちの強みを反映させる(Breakは5年半で2万4千ツイート、HPは情報量が多いが、それはもともと世話人が使い慣れていたから)。
- 手伝ってもらう(できる仲間を増やして役割分担)。
- 弱みに時間をかけない(もし、HPの制作・更新が難しいなら無理に時間をかけない。誰でもやれるSNSに時間投資するほうがよい)。
※下記はHP作成の無料サービス。Wordを使うような感じで。
不登校の親の会でどんなイベントがうけそうか?
親の年齢、子どもの年齢を考えて、興味をもってもらえやすいように。
参加しやすいように。
伝わりやすいように。
お母さんに向けて
- ご新規さんをお迎えする日
※初参加のハードルは高いと思うので。 - お母さんのための飲み会
※Breakと付き合いのある不登校の集まりでは、飲み会をするようになって参加者が増えたときく。 - なんでもお悩み相談会(今回のゲストは○○先生、市役所の○○課のまるまるさん)
※ゲストの得意に合わせた質問に対応。
こどもに向けて
- 雰囲気イケメン大学生のサッカー教室
- やさしい料理教室
- なんでもOK!勉強、教えます
家族対象
- みんな大好き(だと思う)卓球大会
※上手でも下手でも一緒に楽しめる、体力がそんなにいらず手軽。
相談は、LINE公式アカウントとチャットで
相談業務にLINEを取り入れることが、いまどきのやり方のひとつ。
LINE公式アカウントの無料プランは複数人が管理を行える。
一斉メールは月に合わせて400通と制限があるが(例えば200人だと2回しか送れない)、一対一のチャットは無制限。