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ちっちゃな、ひきこもりの自助会(奈良・大阪)

屈辱をバネにはい上がるのは、けっこう難しい

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予定更新は開催予定よりもこのページ下部のGoogleカレンダーの方が早いです。

大阪環状線の車窓。夕方から夜にかけて。

絶対に見返してやる。
自分をバカにしたやつらの遠く及ばない、社会の上の方で活躍してやる。
ずっとそう思ってきました。

お笑いぐさ

あ、いや、、、見返してやるなんて、ここだから言えることです。
そんなこと、ふつうは言えません。
恥ずかしくて言えるわけがない。

「お前なんか、無理に決まってるだろ。
実績なしの低能のくせして、クズが何ボケたこといってんだよ?!」
と、思われるに決まってますから。

たとえ、口や表情に出さなくても。
腹の中では大笑いですよ。
もしくは、思いっきり引かれて絶句されるか、どっちか。

空回り

見返してやるという強い気持ちが、なにか結果に繋がったかというと何もありません。
20年以上も、ひきこもったり、こなかったりを繰り返してきただけ。

やるぞ!、あるいは、今度こそやれるぞ!と、決意表明した尻から空回り。
ヘタレないつもの自分に戻ってます。
それを何百回も繰り返してきました。

えっ、それでも何か得たでしょ?
いや、僕が言ってるのは、社会や仕事に通用するようなもののことです。
そういうものを何一つ残せてません。
経験も、人脈も、資格も、職歴も……。

無策、センスなし

転んでもただでは起きぬというバイタリティー溢れる人がいますが、僕は転びっぱなしで、ただ痛いだけです。
転んでもダメージを最小限に抑えられたら、転ぶことはどうってことないでしょう。
でも、あれもダメ、これもダメで、なかなかそういう風にはなれません。
強くなれずに、知恵も働かないなら、とりあえず退避するという方法はありです。
でも、その先が続きませんでした。
多少なりとも、もがいてきましたが、大きく見れば何かいい手を思いつかないかと、手をこまねいて待っていただけ。
無策もいいところです。

ただ、ただ、悩んできただけ。
それを芸術にでも昇華できれば、アーティストとして生きていけるかもしれません。
これからでも遅くないかも。
でも、僕にそういう志向性やセンスは残念ながらこれっぽっちもありません。

予想的中

一般からみれば、アラフィフの僕はとっくの昔にオワコン決定済み。

やっぱり、自分なんて。
この低能、行動力のなさじゃ。
最初から無理だったのかも。

20代の頃には、こうなると薄々気づいてました。

その頃の将来の予想。
真っ先に思いついて一番しっくりきたもの。
何をしたいのか、何をすべきなのか分からず、街をフラフラさまよう自信なげな自分の姿。
友だちも、パートナーも、職も、お金もなくて、誰にも相談できずに悶々とした日々がずっとずっと続いてる。
いつホームレスになってもおかしくないかんじ。
いま、当たらずといえども遠からず。
これから先、ピッタリ的中かもしれません。

唯一信頼できること

もうダメだな…。
ネガティブなエネルギーが内に内に溜まってどうしようもないときがあります。
そのうちへんな方向に爆発しないか心配。

もっとも、この辛さを誰かに分かって欲しいから、もうどうでもいいからといって、人様を傷つけたり、社会を震撼させるようなマネを自分がするとはまったく思えません。
唯一、その点だけですね、自分自身を信頼できるのは。
たぶん、世の中のひきこもりのかたも、そこは共通しているのではないでしょうか。
ひきこもってはいても、そこまで中二病ではないからと。

屈辱をバネにはい上がる。
そういうのは、僕には向かないようです。

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