この4/1、全国のサポステで「サポステ・プラス」が始まりました。
これによって、今まで利用対象を39歳までに絞っていたのが、49歳まで拡大されます。
39歳で切るのは、ひきこもりの実態とずれがあると言われてきた点からすれば、救われる人が増えてありがたいこと。
サポステと違いなし
「サポステ」と「サポステ・プラス」、中身に違いはあるのかと、あるサポステに電話でうかがったところ、何も違わないとのこと。
いま、HPで告知がないところも、実は開始されているかもしれません。
いずれにせよ、体制が整い次第、すべてのサポステで行われるはずです。
※「サポステ・プラス」は、昨年度、一昨年度に全国約10か所のサポステでモデル事業として実施されました。それは概ね45歳までが対象でしたが、49歳までに拡大されました。
※8月に厚労省が今年度の予算概算要求をしたさいは50歳まででした。いつの間にか49歳までに引き下げられています。「就労・自立支援、50歳まで拡大=氷河期世代に対応-厚労省」(時事 2019/8/20)
お住まいに関係なく選べます
サポステは、お住まいに関係なく、通えるのであれば好きなところを選べます。
ということは、完璧を求めるのは無理がありますが、かといって我慢する必要もないということです。
ハズレの運営団体や、相性の合わない担当職員さんに当たったと思えば、そことは違うどこかや誰かを求めて模索するのがたぶん正しい利用の仕方です。
厚生労働省…地域若者サポートステーション
サポステは、厚生労働省が委託した全国の若者支援の実績やノウハウがあるNPO法人、株式会社などが実施しています。
「身近に相談できる機関」として、全国の方が利用しやすいよう全ての都道府県に必ず設置しています(全国177箇所)。
今、コロナでやっていないのでは?
いえいえ、京阪神奈良のサポステのHPを見たり、幾つか電話で聞いたところ、イベントは中止にするものの、相談業務はマスク着用などの対策をしつつ行っているところが多いようです。
でも、緊急事態宣言や自治体の動きをうけて、電話やオンラインによる相談に切り替えるところが増えてくるかもしれません。
例えば、新規はオンライン、既存の利用者は対面だったのが、全部オンラインになったり。
さきほど、電話したところは、まさにどうされるか決めようとしているところでした。
ひきこもりアルアル
さて、このように書くと、自助会の世話人があっせんしているように見えると、たま~にご指摘を受けるのですが。
わたくしめは、ひきこもりの理由は人によるしニーズも様々なので、こういうものは、ひきこもりが使える社会サービス(別の言い方をすれば、ひきこもりを支える社会インフラ)の一つでしかないと思っています。
そのうえで、どなたかの役に立ちそうな情報だろうと思い、調べて掲載させていただきました。
ちなみに、わたくしめは「サポステ・プラス」は、ギリギリ対象外です。
ひきこもりアルアルよろしく、サポステには嫌な思い出があったりもします。