江戸時代の街並みが残る、重要伝統的建造物群保存地区にある「今井あったかサポート」さんにて。
4回目のご案内です。
支援員さんを含めて10人~15人ぐらいの集まり。
「集いば いっぽ~」の予定は、奈良県社会福祉協議会の「奈良県中和・吉野生活自立サポートセンター」、そのツイッター、Breakでご覧いただけます。オンライン上ではBreakのカレンダーが一番早いです。お越しになった方は次月や次々月の予定を書いた紙をお持ち帰りいただけます。
日時、場所
7/5(水)
13:00~15:30(最大17:00まで延長)
今井あったかサポート
近鉄橿原線「八木西口」駅の西出口より徒歩7分
JR万葉まほろば線「畝傍」駅から徒歩11分
MAP:奈良県橿原市今井町4丁目5-2
※以下に、Googleマップや、手作りの道順があります≫
※バイク、自転車は家に前に停められます。車は駐車場をお探しください。
※任意の二次会はそのとき次第。
概要
気楽なおしゃべり。相談もあり
ひきこもっていてしんどいなという方、誰かと話したいという方、ちょっと出かけたいけれど行くところや相手がいない方など、Breakと似たようなつもりで気楽にお越しください。
仕事に悩みのある方、就労に自信のない方、心を開いて相談する人が居ない方は、支援員さんや、「今井あったかサポート」の代表が相談にのってくださいます。
みんなでお喋りやゲームは2F、相談は1Fで。
「いっぽ~」の他の会場と違って完全に別れるので相談内容は他の参加者には聞こえません。
この春頃からの「集いば いっぽ~」は、どの回も、県社協の男性支援員さん2人に、香芝市社協の女性支援員さん2人が加わり、最大4人です。
たまに県社協の男性1人の場合もあります。
今井町は観光スポット
今井町は江戸時代の古い町並みが残る歴史ゆたかなまち。
世界遺産の元興寺を擁するならまちとはまた違う風情がある観光地です。
ただ残すだけでなくて、リノベして店舗や事務所、コミュニティスペースとして活用している建物も少なくありません。
代々受け継いで住んでらっしゃるかたも多いです。
第一回目の集まりの二次会のあと、今井町とその周辺を土地勘のあるご参加者にぶらぶら案内していただきました。
下のマップは訪れた場所。
家のマークが「今井あったかサポート」さんです。
今井あったかさサポートさんについて
「一般社団法人 今井あったかサポート」さんは、重要伝統的建造物群保存地区内にあります。
街並みにあった作りとはいえ、ふつうの民家です。
駅からここまでちょっと分かりづらく感じるのは、地区全体が敵の進入を拒むことを考えて設計されているから。
2階の部屋に集まりますが、それなりにしそうな民芸品がいっぱい置かれています。
「今井あったかサポート」さんは、指定特定相談事業所です。
活動の中心はこの三つ。
①相談支援事業所の運営
②誰もが安心な地域生活を送ることができるまちづくり活動
③サロンやコミュニティカフェなどの居場所の提供
こちらの代表も、必要とあらば、いらっしゃるかたのお話をきいてくださるそうです。
指定特定相談事業所については、厚生労働省のこちらのページが分かりやすいかも。
相談事業所ぜんぱんについては、この動画がよいかも。
集いば「いっぽ~」って?(昨年度版)
今年度版を、社協の担当のかたと作っています。
ひきこもりや、生きづらさをかかえてらっしゃる方の場であることは変わりませんが、文言を大きく変更する予定です。
出来上がり次第、差し替えます。(4/19)
趣旨
ひきこもり・ひきこもり経験者の方はもちろん、障がいをお持ちの方、単純に居場所を探していらっしゃる方など、おかれた環境や障がいの有無などに関係なく立ち寄れる場。
年齢、お住まい不問です。
具体的にいうと
広域就労準備支援事業プログラムの一環でもあるので、働く意思があるかたが、働くために力を溜める場(とりわけコミュニケーションにおいて)として利用されます。
一方で、働く意思ゼロや普段働いてらっしゃるかたが遊びにいらっしゃる場でもあるという、なんというか、あんまりないパターンのところだと思います。
開催頻度、場所
2022年度も月に4回程度。
これまでの王寺町、三郷町、高取町、大和高田市、宇陀市に、7月から天理市が加わりました。
9月からは、王寺(または三郷)が2回、高取が1回、宇陀がなくなって、天理が1回のパターンです。
ご参加者の傾向
一回あたり3~8人ぐらい(支援員さんを除く)。
2:1で男性が多いかんじ。
支援員
主に男性2人
(2021年は男1女1、2020年男1女2、2019年男1人)
運営者
正確にいえば、奈良県社会福祉協議会の一部署である、奈良県中和・吉野生活自立サポートセンター。
社会福祉協議会
地域福祉の推進を図ることを目的とする非営利民間団体で、社会福祉法が設立の根拠になっている。前身組織を含めると戦前からあり、都道府県、政令指定都市、市町村ごとに事業展開している。運営資金が行政から出ていることが多い。独自プロジェクトのほか、行政からの委託事業を請け負ったり、行政と福祉事業者と住民の橋渡し的な役割も担っている。地方行政の別働部隊のようなイメージを持たれているかたが多いかも。(全国社会福祉協議会/Wikipedia)
ご参加にあたって
マスクは自由
「集いば いっぽ~」では、5類に移行した5/8よりマスクするしないは個人の自由となりました。
ただし、「みんなのいばしょ天理」のこども食堂補助は、衛生上のことからコロナがどうあれ今後もマスク必須です。
支援する人めあてもあり
いわゆる、ひきこもりを支援する人ってどんなかんじ?と、興味のあるかたにはちょうどよいかもしれません。
たいていは、気楽に知り合えないので。
例えば、サポステ(地域若者サポートステーション)なら、電話やメールで事前予約が必要なのが普通です。
着いたらついたで、いろいろと尋ねられたり、記入させられたり。
働く意思がないと受け付けないという方針だったり。
そうすると、何か明確に話したいことや聞きたいことがないと、なかなか足が向かないものです。
そういうものがあっても、相当な精神力がいるでしょう。
ここなら面倒なことが一切ありません。
何もきかれないし、一期一会で、よかったらまた来てくださいという軽さ。
もし、個人的にききたいことがあるなら、終わってからご相談されてはいかがでしょうか。
合う、合わないはあるかも
Breakを気に入っていただいたとしても、こちらはまた別です。
また、Break経由のかたと、直接「集いば いっぽ~」にいらっしゃるかたとの傾向の違いをお感じになるかもしれません。
ただ、どちらも、気合を入れて参加するような場では決してないというところは共通しています。
いらっしゃるまでは、相当な精神力がいるものと思いますが、来てみれば、「なぁ~んだ」という程度のものです。
Breakとゆるい協力関係にあります
Breakは、ひきこもり当事者、経験者などの集まりに過ぎず、専門知識や人脈のあるスタッフはいません。
そこで、専門機関や専門家を必要とされているかたや、ご興味のあるかたの橋渡しになれたらいいなと思っています。
しかし、あくまで橋渡しです。
Breakの第一の目的は息抜きだし。
必要、ご興味のあるかたは一部だと思うので。
一方で、「集いば いっぽ~」は社協さんの取り組みであることから敷居が高いと見られがちです。
Breakのような、ある種いい加減なところと繋がることで、必要とされるかたにサービスが届く機会が広がります。
というわけで、互いの不足を補っています。
事前予約不要、出入り自由、無料
直接おこしください。
いついらしても、お帰りになっても構いません。
はじめてのかたも、お気兼ねなく。
参加は無料です(飲食は各自でご負担ください)。
行き方
近鉄八木西口駅の西出口から
上記の埋め込み地図は、以下の手作りの道順通りに調整したものです。
検索で出てくるルートよりも分かりやすく短いです。
細い通りに面する住宅街にあります。
一見すると個人の住居です。