Breakは居場所をやるだけではありません。
ひきこもりや、生きづらさを抱えた方の、ちょっとしたお仕事づくりも役割のひとつです。
「ちょこっとワーク・なら」(ちょこなら)という集まりを、行政や他団体と運営しています。
2年目を迎え、活動を広げるためにサポーターさまを募集することにします。
この講座のチラシは、Photoshopやillustratorを使ってメンバーのお一人が、ちょちょっと作られました。続き≫
- 概要
- ちょこっとワーク・ならって?
- 居場所とセットです
- なんで、サポーターがいるのか
- 4種類の仕事があります
- このチラシを制作
- 講座3と、グループワークでメンバーさまに入っていただきます
- ご注意:この講座は一般募集をしません
概要
日時:令和6年7月6日(土) 10:00~16:00(休憩12:00~13:00)
場所:奈良市西部公民館 4F 第1,2会議室
定員:50名
参加費:無料
タイムスケジュール
10:00~10:05
開会挨拶及びオリエンテーション
10:05~10:30
「ちょこっとワーク・なら」の活動について
10:30~12:00
【講座1】
「“多様な働く”を応援するために必要な視点」
社会福祉法人わたむきの里福祉会
東近江圏域 働き・暮らし応援センター“Tekito-”
相談総括 野々村 光子 氏
13:00~14:00
【講座2】
「“多様な働く”を支える中でわかったこと」
一般社団法人 SPSラボ 若年認知症サポートセンター きずなや
代表理事 若野 達也 氏
14:00~14:30
【講座3】
「“多様な働く”を実現するために当事者が求める支援」
Break
世話人 アホアホでがらし
14:45~15:30
【グループワーク】
「就労サポーターとして担いたい役割」
15:30~15:45
全体共有とまとめ
15:45~15:55
修了証授与
15:55~16:00
閉会の挨拶
ちょこっとワーク・ならって?
若者・ひきこもり支援の一環として<雇用される>ことにこだわらず、単発の作業や地域住民の困りごとの手伝い(軽作業)等を通じ、他者と関わり、作業の達成感を持つことによって、当事者が自分に見合った仕事を見つけるきっかけや、居場所になる事を目的としています。
と、チラシに書いてありますが、実際のところ、目的は利用者(登録メンバー)さまが決めればいいというものです。
ひきこもり脱出の一助にしたいというつもりでもいいし、現状維持でこれ以上しんどくならないためにでもいいし、ひきこもっていても少しでも収入を得たいでもいいし。
働きたいけれど履歴書の空白が埋められないからアルバイトすら無理に思うという方でもいいし、働いていたけれど久々すぎて躊躇しているという方でもいいし、働いているけれどひきこもりそうな気分の方でもいいし。
支援機関にありがちな、運営者が目的を決めるのではないというスタンスです。
利用者さまのケツを叩くようなことはしません。
といって、運営者は福祉ふくしっぽく、あるいは子ども扱いをするような態度で接することもありません。
「ちょこっとワーク・なら」は、奈良市若者サポートセンター Restartなら(リスなら)、奈良市くらしとしごとサポートセンター(くらサポ)、奈良市社会福祉協議会、一社)SPSラボ 若年認知症サポートセンター、きずなや、NPO法人 ふぁーちぇ、あなたのまんま、Breakが共同で取り組んでいます。
居場所とセットです
「ちょこなら」の特長は、仕事と居場所を組み合わせている点です。
仲間と一緒なら気楽に働けそうです。
見ず知らずのひとに空白の目立つ履歴書を提出しなければならない、そんな勇気はいりません。
ひきこもっていることや、自分に自信がないことを隠す必要もありません。
職場の人間関係は、離職の一番の原因ではないかと言われますが、居場所と一緒ならそれにおのずと配慮することにもなります。
登録メンバーさまの多くは、奈良市社会福祉協議会の施設、鳥見ふらっとの、ひきこもり等の居場所である、「ねどこ」で居場所づくりをしている、NPO法人 ふぁーちぇ、あなたのまんま、Breakの集まりに参加されている方々です。
今のところ、きほん、伴走者がいらないかた向けなので、それに一番ぴったりくる、Breakを利用されている方や、あなたのまんまや、ふぁーちぇの「くじらの会(仮)」とBreakを併用されている方が多くを占めます。
※登録メンバーなりたい方は、まずは、それぞれの集まりにご参加してください。登録用紙は「ねどこ」に置いてあります。Breakにご参加の方は、世話人までお伝えいただくのも手です。オンラインでの登録をご案内することが出来ます。費用はかかりません。
なんで、サポーターがいるのか
欠席者や遅刻者が多くて期日までに間に合わなかったらどうしよう💧
せっかく仕事があるのに、応募が少なかったらどうしよう💧
慣れなくて、仕事がなかなか進まなかったらどうしよう💧
リーダー的な登録メンバーさまがいなかったらどうしよう💧
なにか責任問題になったらどうしよう💧
仕事ってそういうもんかもしれませんが、ここにお集りの皆さまには事情があります。
伴走者がいらない方とはいえ、しんどい方の集まりです。
本当は力があるのに、ちょっとした経験がなかったり、自信がなかったり。
朝、起きるのつらかったり。
いざ仕事となると、いろいろ不安をお感じの方もいます。
ですので、一緒に汗をかいていただく方がいると、メンバーさまも運営者も安心です。
一方で、心配無用というメンバーさまもおられます。
そういう方には、今回とは別にサポーターになっていただきたいと思います。
5月、6月の運営者会議で、そういう話をしました。
4種類の仕事があります
現在、農作業、販売、デザイン、便利屋の4種類の仕事があります。
わずかですが食品製造のお仕事もありました。
まだまだ種類も件数も少ないのですが、増やしていきます。
そのさいに、サポーターさまのお力が必要です。
このチラシを制作
ちょこなら内にデザインチームを作りました。
現在4,5人所属しています。
この講座のチラシは、Photoshopやillustratorを使ってメンバーのお一人が、ちょちょっと作られました。
※ちょこなら全体では30人ほどが登録されています。
講座3と、グループワークでメンバーさまに入っていただきます
講座3は、わたくしめ、でがらしの出番です。
でも、わたくしめだけでは役不足です。
主役である、メンバーさまの生の声があってこそ説得力があるというもの。
そこで、でがらしが、ちょこならでのお仕事経験、お住まい、年齢、性別といった観点から、バランスよくバラエティーに富むようにお声がけした方々に加わっていただくことになっています。
続く、グループワークにもご協力いただきます。
※今回、お声がけしなかった皆さま、そういう事情ですのでご容赦ください。
ご注意:この講座は一般募集をしません
この講座は、行政のひきこもりや不登校の相談窓口である「奈良市若者サポートセンター Restartなら(リスなら)」が、受けていただきたい方、すなわちサポーターになっていただきたい方に案内状を送付済みです。
6月末に応募を締め切っております。