Break

ちっちゃな、ひきこもりの自助会(奈良・大阪)

当事者が行きやすい、居心地のよい家族会って?

最新情報はツイッターをご覧ください。特に集まりがある日は頻繁に更新しています。
予定更新は開催予定よりもこのページ下部のGoogleカレンダーの方が早いです。

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Breakは、5月より『KHJ奈良わかくさの会』の月一回ある定例会にお誘いただいております。
この会は、ひきこもりの家族会の全国組織として知られる『KHJ全国ひきこもり家族会』の奈良支部です。
ご家族に当事者も交えて会議室等で話し合うというスタイルをとってらっしゃいます。

続けて3回、参加させていただいたのですが、その間、当事者のかたにとっての行きやすさや居心地のよさをBreakなりにちょっくら考えてきました。
振り返ってみます。
今後も、『わかくさの会』さんからも、Breakつながりでいらっしゃるかたからも、必要とされるのであれば、企画にして呼び掛けて、参加させていただこうと思っています。
もっとこうしたらよい、こう考えたらよいというご意見、お待ちしています。

なぜ、家族会なのか

なぜ、お誘いいただいたかといえば、当事者のかたの話を聞きたいというご家族が多いものの、なかなか当事者のかたがいらっしゃらない状況が続いているからとうかがいました。

では、なぜ、お受けしたかといえば、ある当事者のかたから、自助会はワイワイ楽しくなりがちだが、家族会なら8050といった真剣な話が出来るかもしれないので、機会があれば参加したいというような話をうかがったからです。

Breakには、様々なタイプの集まりがあります。
それは一口にひきこもりといっても多様なニーズやウォンツがあるため、それに応えていこうと思ってのこと。
家族会に気軽に参加させていただける機会があることは、Breakにとってたいへんありがたいことです。

とっつきやすさを

Breakの世話人としては、Breakつながりでいらっしゃる当事者のかたに、なるだけメリットを感じつつ楽しんでいただけたらと思います。
というのは、家族会なので、やはりご家族向けの色が濃いからです。
少し、とっつきやすくさせていただけないかと。

そこで、あらかじめどういう風にやってらっしゃるのか、うかがった上で、当事者のかた向けに二次会を開くことと、その後にラーメンを食べに行くことを思い付きました。
これなら、了承をとっておくだけ。
お手数をかけることは何もありません。

定例会(一次会)については、5月の1回目が終わった後に、ご参加いただいたBreakつながりの当事者のみなさまよりご意見をうかがった上で、若干のリクエストをさせていただきました。

定例会(一次会)

先日の定例会なのですが、当事者のかたの意見や質問を言う機会を増やしてくださいました。
どういう感じだったかは、ご報告で少し書いていますのでご覧ください。
そういうんじゃなくてと、思ってらっしゃるかたのご意見を、またうかがいたいところです。
ここが一番だいじなところなので。
よろしくお願いします。

www.break.nara.jp

二次会

あらかじめ、うかがったところ、定例会の後に二次会はないということでした。
Breakの集まりでは、ほぼ二次会ありきですので大きな違いです。
Breakの二次会は一次会と同じ場所で続きをする場合が多いのですが、それでも参加率が高いです。
やることはどちらも雑談です。

『わかくさの会』にいらっしゃるかたは、雑談をしにくるわけではないので、二次会を開くならそれなりの工夫がいるかもしれません(雑談なんて無駄と思ってらっしゃるかたには特に)。
それでも、ただ開いて雑談するだけでも、楽しんでいただけるかもしれないと予想しました。
やってみると、概ね、ないよりある方がよいという評価ではないかと思います。

ラーメン

会場の近鉄「学園前」の隣、「富雄」駅周辺は、奈良におけるラーメンの激戦地として知られます。
だからといって、食べに行ったことはないということでした。

美味いラーメンは魅力的です。
せっかくなので、味わってみるのはいい機会と思っていただけるのではないかと予想しました。

いろいろと当事者のかたにアピールするものが必要だと思うのです。
ただ、いまのところ、ラーメンを楽しみにいらっしゃる当事者は、あまりいません。
美味しくても安くはないし。
食の好みもあります。
なによりも、集まってどういう話が出来るのか、それがご自分にとってメリットがあったり気晴らしになるのかという点が最重要で。

ラーメン効果は限られているようです。
それでも、これがウケるかたもいらっしゃるでしょうから、ときどきお誘いしたり、されたりするのがよいと思います。

参加者の違いがやり方の違い

二次会は、みなさんご一緒にという感じになってきました。
また、ラーメンも、今月の定例会では、終了間際に運営者のかたが、お集まりのみなさん全員に呼び掛けてくださいました。
このような流れになったのは、運営者のお二人のはからいによるものです。
当事者のかたが参加しやすいように、また両者の交流が深まるように合わせてくださっています(ありがとうございます)。

二次会においては、ご家族同士が話し込まれており、ちょっとしたストレス発散や情報交換をされているようです。
二次会の方が、少人数ですし、定例会をへてなので初対面のかた同士でも幾分なれがあってはなしやすいもの。
また、定例会では直接きけなかったことを、二次会ならきけるということはよくあることでしょう。
それなりに意義があるようにお見受けします。

ところで、なぜこれまで二次会もラーメンもなかったのか?
それは、参加者の大半が母親であり主婦であり、夕飯の支度に忙しいかたが少なくないのと、一般的に中高年の女性はラーメンをそれほど好むわけではないという事情からだとお察しします。
30,40代の独身男性が多いBreakは、そのかたがたを中心に合わせているので、やり方が違うのは当然です。

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