以前の僕は引きこもってることに、とても反省してました。
でも、いまはその気はありません。
いくら反省しても意味がないと気付いたからです。
もともといい子ちゃんの僕は、ついつい反省しすぎるきらいがあります。
自分が悪い、悪い、悪いと思い詰めて、その先に何があったか。
何にもなかった、ただ心を痛めつけ、時間を消費しただけに思うのです。
反省は、正しい行動につながらない
世の中には「失敗する→反省する→認識が改まる→正しい行動」と、信じ切ってる人がいます。
それで、やたら反省を促そうとするやかましい人がいます。
家庭や学校や職場で。
僕は「バカを言え!」といいたいですね。
反省が深ければ深いほど、認識が改まり、正しい行動を促すものなのでしょうか?
いいえ、自分を振り返ると、そんな風にいったためしがない。
きっと、誰だって覚えがあるはずです。
いくら反省しても、その続きが自動的に出てくるもんじゃありません。
問題はアイデア不足
ポイントは反省ではなくて。
自分という個性を見据え、こうすればうまくいくという見立てです。
でも、考えても考えても、いいアイデアが出ない。
そうすると、当座の局面を切り抜けるために気合いで乗り切ろうとします。
それがうまくいく人はいいけれど、僕の場合はすぐに失速します。
だから、中長期的にみると意味がない。
考えたけど、いいアイデアが浮かばない。
しょうがなく気合いに頼っていままで通りして失敗。
↓
それを反省して、また考えたけど、また気合いに頼って失敗。
↓
それを反省して…。
反省と気合いがセットになる無限ループ。
気持ちが落ち込んで、苦し紛れに今度こそ深い反省、今度こそ深い気合いなんて思ってました。
反省と気合の無限ループに陥らないように
あ~、まずったな。
この程度でいい。
引きこもっているのは最悪、引きこもっている自分は最悪と思い詰めて、あたふたしてもしょうがありません。
そう簡単にどうにかなるもんなら、とっくになってるはず。
反省は無用。
うまくいかない自分に同情してやるぐらいの気持ちが大事かなと。