わかくさの会、2月以来です。
恐るおそる再開しますと、ご連絡いただきました。
真剣な話になりがちですが、親ぼく会のようでゆるいです。
Breakと、わかくさの会はゆるい協力関係にあります。
※二次会の部屋をご用意しました。(7/3)
日時、場所
13:30~16:00(13:00開場/21:00まで二次会)
奈良市西部公民館(6F 第1研修室)
[電車]
近鉄「学園前」駅、徒歩1分。
[車]
館内に駐車場あり。1時間以内は無料。1時間を越える場合は800円。ただし、手帳をお持ちのかたが乗車している車は、駐車場係員に提示すれば無料。22:00まで出庫できます。駐車券に利用施設の受付印が必要なのでご注意ください。ないと料金が2,000円になります。(詳細)
MAP:奈良市学園南三丁目1-5 西部会館内
※写真、左側の建物が西部会館で、4階より上が公民館となっています。右側のグレーの建物は学園前駅です。
家族会との出会い
2019/3/10の「ひきこもり つながる かんがえる 対話交流会(つな・かん) in 奈良」の会場で、主催された『KHJ奈良わかくさの会』のかたから、定例会のお誘いを受けました。
小さな集まりだが、ひきこもりのお子さんを抱えるご家族に、当事者の意見を聞かせて欲しいと…。
KHJ奈良わかくさの会とは?
ひきこもりの家族会の全国組織として知られる『KHJ全国ひきこもり家族会』の奈良支部。
定例会は、ほぼ毎月開催されています。
一週間ほど前に封書で案内が届きます。(ウェブサイト)
こんな感じ
柔らかい雰囲気の中、新規でいらしたご家族の悩みをじっくり聞きます。
皆さんで意見を述べ合います。
これが一つのパターンです。
参加者は、10人ちょいでしょうか。
ご家族は、お母さんが多いです。
ひきこもり当事者・経験者は3~5,6人。
20~50代の男女で、ほぼBreakにいらしたことがあるかたで占められます。
なぜ当事者に来てもらいたいのか
同じ当事者だからといって、うまい具合にお子さんの気持ちや欲求を言い当てられるとは限りません。
しかし、一方で当事者心理というのものがあるように思います。
当事者だからこそ容易に想像がつくことがあり、それは一定の説得力を持ちます。
当事者の発言が、ご家族の焦りや不安を和らげたり、お子さんに対してより妥当な接し方につながることがあるようです。
当事者・経験者にとってのメリット
当事者はボランティアの気持ちで参加すべきなのか?
いえいえ、このようなメリットが考えられます。
- 普段は、ひきこもりの意見など取るに足らない戯言と頭ごなしに否定されがちでも、ここではそうではありません。
当事者・経験者の意見や想いは、いらっしゃるご家族にとっては貴重なアドバイス。
ご自分の経験が活かされます。 - ここにいらっしゃるご家族は、どちらかといえば、当事者・経験者に理解があります。
どうにもならない焦りや苦しみを、受け止めてくださるご家族が多いように思います。 - どこの自助会でもわりあい軽い話になりがちですが、ここでは思い余って泣かれるご家族もいらっしゃいます。
真剣な話をしたいとか、真面目な性格で自助会の雰囲気に馴染めないというかたは、家族会は向いているかもしれません。
8050問題は共通の話題としてピッタリです。 - 実は、この会の世話人のかたや、よくいらっしゃるご参加者の中には、福祉関係のプロがいます。
ハローワークやサポステの職員さんというような。
気軽に質問したり、相談にのっていただくのはあり。
一次会でチャンスがなければ二次会で。
経験上、そういうかたに不信感があっても、たぶん大丈夫かと。
業務ではなく、ボランティアで開いてらっしゃる、来てらっしゃるような方々なので。
二次会は同じ部屋で、三次会はそのとき次第
Breakの世話人は、毎回、二次会、三次会をご提案させていただいております。
二次会は、駅ビルのマクドやミスドで18時半頃までご家族と当事者10人前後が入り混じってお喋りを楽しむのですが、今回はコロナの影響で無理です。
人と人との距離がとれないため。
そこで、わかくさの会の代表のかたやご家族に相談したところ、一次会と同じ部屋を21時までとなりました。
ただし、この施設の規定で17~18時の1時間は使えず、ぶらぶらせねばなりません。
また、水分補給以外の飲食ができないのは痛いです。
そのとき次第の三次会は、コロナ前にはご家族と当事者、あるいは当事者のみ4~6人ぐらいで隣の富雄駅にある王将でビールを飲みながらでした。
人気のラーメン店に行くこともありました。
なにか工夫がない限り、当面、ビールや長居は難しいです。
事前連絡不要、無料
Breakでいったん集まったりせず、各々直接向かいます。
いついらしても、お帰りになっても構いません。
二次会からでもOK。
当事者・経験者等は無料(それ以外のかたは、年会費3,000円、スポット参加500円)。
ひきこもりの期間、程度、年齢や性別は関係ありません。
ご自分があてはまるかどうか微妙に思われるかたは、こちらの「ひきこもり状態の定義」をご覧ください。
(KHJ全国ひきこもり家族会「平成29年度ひきこもりに関する全国実態アンケート調査の報告」)