「NPO法人 あず」さんの当事者研究会。
約10年にわたり開催、7/3(月)はたぶん通算362回目。
この日から「ねどこ」で月1回の定期開催が始まります。
「あず」さんの活動や、当事者研究にご興味のある方はぜひ。
過去5回のテスト開催では、参加者は1回あたり、職員さんを含め、だいたい20代~50代の男女20人です。
お申込みは不要です。
Breakは地域連携の一環で、奈良市社会福祉協議会の施設、鳥見ふらっとにある、ひきこもり等の居場所「ねどこ」の場づくりを、社協さんや他のグループとともにしています。一緒に企画を練ったり、PRをしたり。「ねどこ」と鳥見ふらっとのもう一つのコミュニティスペース「まんま」のページはこちら≫
日時、場所
7/3(月)、8/7(月)
13:30~15:30
奈良市社会福祉協議会・鳥見ふらっと 2F「ねどこ」
近鉄奈良線「富雄」駅から徒歩20分(1.4km)、バスで9分・210円
MAP:奈良市三碓町2204(富雄団地内)
※詳しい道順を下に記しています≫
※終了後の予定はこちら≫
概要
今回からレギュラー開催
今年1月から5回のテストを開催をへて、7/3(月)から月一回のレギュラー開催となります。
日程は、第1、第2など月曜日が中心です。
ねどこ活動のお知らせです。
— りべるて (@riberute0) June 30, 2023
7月3日月曜日13:30から
当事者研究をします!
ご自身の苦労の研究をしたい方、
自分の研究をする勇気は出ないけど研究の場に同席したい方、支援者だけど苦労している方、家族ですが…と言う方、どんな立場の方でもご参加O.K.です。事前申込み不要😌 pic.twitter.com/IUNqthwcwB
趣旨
自分の助け方を知るための、和気あいあいとした会議です。
自分はどうしてこんな苦労をしているのか、どうやったら苦労の循環から抜け出せるのか、その場に集まった皆さまと共に知恵を出し合って研究します。
専門家、ベテラン、初心者の分け隔てナシ。
※「ねどこ」では、きほん「あず」さんの利用者以外の方、一人か二人に苦労の語り手をお願いします。
全体の流れ
テスト開催中の4~6月と同じです。
①:どういうスタンスで参加したいか
発言したいか、見学に留めたいか?
語り手(研究者)になりたいか、聞き手になりたいか?
どういうスタンスで参加したいかの確認をとらせていただきます。
②③:自己紹介
アイスブレイクを兼ねて。
こういうシートを使って、今の気分や体調を言います。
バスあり。
自己病名とは、例えばYouTubeを見過ぎて目が疲れているのだが止められず苦労しているという場合、その状況や症状からご自分なりの病名を付けてください。
ウケを狙っても、狙わなくても構いません。
そんなの、メンドウという方は病名抜きで。
パスあり。
⑤:研究者を募る
研究者とは語り手のことです。
ご自分の苦労を語ってもいいよという方を募集します。
時間の都合で、一人、ないし二人です。
※「ねどこ」では、きほん「あず」さんの利用者以外の方にお願いします。
⑦当事者研究
語り手(研究者)はご自分の苦労(悩み、困りごと、不安、焦り、怒り、やるせなさ、解決に向けてのアイデアなど)を一つ、話してもよい範囲で詳しく語っていただきます。
語り手と、聞き手(他の参加者)は、そのことについて、あーでもなく、こーでもなく研究しあいます。
時間内に結論や解決策を出すことが目的ではありません。
そういったことに拘らずに語り合うことで、結果的に語り手はもちろん、聞き手にもよい変化をもたらすことが期待されるというものです。
司会者、場の雰囲気
「あず」の職員さんと、利用者さん有志のお二人がされます。
和気あいあいとアイデアが出やすいように、カチンとくるようなことにならないように場造りされます。
対象
「ねどこ」は、ひきこもりや生きづらを抱えた方の居場所です。
そういった方のなかで…
- ご自分の苦労の研究をされたい当事者
- 研究の場に同席されたい当事者
- ひきこもり等のご家族
- いわゆる支援者
※過去5回のテスト開催では、毎回このような皆さまが合わせて20人ほどが参加。
「あず」のご利用者(精神障害を患ってらっしゃる方)、Breakのご参加者(いらっしゃったことのある方)、「ねどこ」「まんま」の利用者、関係者から誘われた方、「あず」の職員さん、奈良市社協・鳥見ふらっとの職員さん。
そしてBreakのこの案内文やツイッター・その他の団体や個人の案内文をご覧になった方。
エチケットとルール
プライバシーを守るという信頼感がお互いにあることで、この会は成り立っています。
ご協力をお願いいたします。
リスペクト
人間関係、家族関係、病気、性格、習慣、お金、仕事、勉強、恋愛……。
自分の弱さをさらけだすことは勇気のいることです。
悩みはひとそれぞれで、語り手にとっては解決が難しく、重要なことです。
聞き手にとって「あるあるある、わかるぅ~~」ということもあれば、「自分と違い過ぎて想像できない」ことかもしれません。
いづれにしても、リスペクトの気持ちをもって聞いてさし上げてください。
質問したり、意見を述べてください。
他言無用
極めてプライバシーに関わる話を聞くことになります。
聞いたからといって、他で話してもいいというわけではありません。
SNSなどウェブに載せることもお控えください。
撮影禁止
「あず」の職員さんが語り手の説明や、聞き手の意見をホワイトボードに書いていきます。
自己紹介タイムにおいては、皆さまのことも。
どちらも極めてプライバシーに関わりますので、ホワイトボードの写真や動画の撮影はお控えください。
その他の撮影も禁止です。
どうしても映したいものがある場合は、「あず」の職員さんに了承を得てください。
免責
Breakの世話人は「あず」さんの了解のもと、PRや記録をとるために撮影したり、会の様子を書いてSNSに投稿していますが、プライバシーの暴露にならないように注意して取り組んでいます。
- ご参加者のお顔はもちろん、からだの一部や持ち物を映さない、ウェブにアップしない。どうしても映ってしまう場合はその方の了承を得ます。問題の箇所を切り取ったり、塗りつぶしたり、濃いめのモザイク等で隠してからアップします。
- 話の内容は何のことかジャンルを書くぐらいに留め、誰のことかはまったく分からないように配慮いたします。
- ホワイトボードの撮影は「第○回」と書いてあるところなどに限定。語りの記録、お名前、誰のことか分かるようなイラスト、自己紹介は撮りません。
※「あず」や社協の職員さんが記録用に会場やホワイトボードを撮影されることがあるかもしれません。
コロナ対策
コロナが5類に分類された5/8以降、「ねどこ」ではマスクの着用は個人の自由となりました。
終了後の予定
もう一つのコミュニティスペース「まんま」で17:00まで過ごせます。
「あず」さんで二次会の予定はありませんが、Breakの世話人は17:00まで「まんま」にいます。
その後は流れで。
富雄駅前のラーメン屋(ミニ特集:ラーメン激戦区、奈良富雄駅前の12軒)か、学園前駅のマクドか、それとも?
17:00になったらお開きで帰るかもしれません。
いつものように、決まったらツイートします。
お申込み不要、出入り自由、参加無料
「あず」さんの活動や当事者研究にご興味のある方を募ります。
お申込み不要です。
時間きっかりに開始し、終了します。
途中からいらしても、お帰りになっても構いません。
過去5回のテスト開催では、参加者は職員さんを含めてだいたい20人です(詳細≫)。
あずさんと、あずさんの当事者研究会について
いつもは、あずさんの事業所で
「あず」さんは、奈良市において、多機能型事業所、グループホーム、ショートステイといった福祉事業を展開されています。
西大寺のB型事業所のパン屋「EDDY」は地域で評判のお店です。(Instagram)
当時者研究会については、約10年にわたり360回以上という、とんでもない開催回数です。
いつもは「あず」さんの事業所で開催し、参加者は利用者の方にほぼ限られます。
内容的には、精神障害による生きづらさを研究するというものです。
「ねどこ」では、参加者やテーマの枠を越えて、当事者研究に関心のある方や、他の事業所の皆さまとともにやっていきたいとお考えです。
事業所での当事者研究会は見学や参加可。
訪問にあたってのご連絡はいりません(不安な方はしてください)。
NPO法人 あず
┗ りべるて > Twitter
┗ 当事者研究
「ねどこ」にあずさんが加わる意味
「ねどこ」は、ひきこもりなど、生きづらさを抱えるかたの居場所。
少人数、相談、情報発信の三つの特徴を合わせ持つものとして、昨年の春、オープンしました。
奈良市界隈で活動する5つのグループが、独自の切り口でそれぞれの集まりを運営してきました。
独自のというのがミソで、というのは、ひきこもる理由や程度はさまざまだし、関心ごともざまざまで、多様性が必要だからです。
Breakは5つのうちの一つですが、「あず」さんが加わることで「ねどこ」はさらに使い勝手のよいものになるはずです。
ふだんの「あず」さん、「くじらの会(仮)」さん、Breakの比較
Breakと比較すると、Breakはいわゆるひきこもりライト層が中心の集まり。
大人のサークル的な雰囲気で、ご自分にとって福祉的な援助は必要ないとお考えの方が少なくありません。
「あず」さんは、精神障害のある方の集まりで、「くじらの会(仮)」さんと、想定する主たる対象者が一部かぶります。
福祉的な側面が強いです。
当事者研究とは
爆発が止まらず困っていた一人の統合失調症をかかえる若者と、一人のソーシャルワーカーが、どうしたらいいのか分からないから一緒に研究しようと語り合ったのが始まり。
なんだか効果がありました。
そのうち、どうして効果があるのかが分かってきました。
今や、全ての人に通用するものとして、福祉の場に関わらず、教育現場や会社などで広く行われています。
一言でいえば、自分が抱える生きづらさについて、自分自身が「苦労」の主人公となり、仲間と共に「苦労」の研究をする自助グループプログラムです。
あるいは、「困難のメカニズムや対処法について研究する営み」であり、他者との対話を通じて自分自身を理解しようとするための手法です。
色々な情報媒体で紹介、解説されていますが、例えば「当事者ネットワーク」がおすすめです。
「ねどこ」はこんなところ
気楽にお過ごしいただけますように。無印良品の通称ひとをダメにするソファーで、気持ちよくダメになれますw
10人いてもゆったり。ベランダも含め4か所に分散できるよう、それなりに広いです。Wi-Fiも、電気も使い放題。
一人になりたいときや、なんとなく集中したいとき、目線が気になるときにはパーテーションを。
マンガ、SWITCH(スイッチ)、ボードゲームなど遊び道具は満載。
もっと「ねどこ」について
Breakのねどこ専用ページです。
Breakの世話人でがらしが、参加したり、関係者にきいたり、参考資料を読んだりしながら作っています。
ご担当者に書いていただくこともあります。
これとは別に公式サイトがあります≫
5つの団体が交代で開いています
ひきこもりなど、生きづらさを抱えているが、制度のはざまにいるようなかたの利用を想定。
奈良市社会福祉協議会のもと、奈良市界隈で居場所づくりをしている5つの団体が交代で集まりを開いています。
Breakもその一つです。
※7月から「あず」さんが加わります。紹介文を制作中。
こんなところ
- ひとをダメにするソファがあります
- 集まるもよし、ひとりもよし
- パーテーションで区切ることも
- ベランダもそれっぽく改造
- Wi-Fi、電気は使い放題
- 眺めもいい
- 遊び道具(漫画、スイッチ、運動系ソフトも、各種ゲームなど)
もっとくわしく、ねどこって?
ついでに「まんま」も
奈良市社会福祉協議会の「鳥見ふらっと」には「ねどこ」と、性格の違うもう一つのコミュニティスペース「まんま」があります。
ねどこ・まんまの紹介ページ≫
「ねどこ」の行き方
富雄駅から徒歩
西口(バスロータリーではない方)から出てください。
続きはこちら≫
富雄駅からバス
東口(バスロータリーがある方)から出てください。
続きはこちら≫